【艦これ】大鳳「衣食住に娯楽の揃った鎮守府」浦風「深海棲艦も居るんじゃ」
1- 20
41: ◆UeZ8dRl.OE[saga sage]
2015/08/16(日) 23:00:47.54 ID:6mkcUUvn0
 ちょっと海に出てくるよ、そう言った彼女を誰も止めなかった。
 少し沖まで出た後、穏やかで静かな夜の海に一人佇み、目を閉じる。
 雪風と並び幸運艦と称されるだけの経歴を持つ彼女が、雪風の持つ願いを共に願っていたとして何らおかしいことはなく、暗い海の底まで届くように祈りを捧げる。

(僕はここだよ、皆もおいでよ。きっと、楽しいから)

 手を前へ出し、ただ祈りながら待つ。
 握り返す感触が本当に来るとは、彼女も思っていない。
 しかし、そうなれば嬉しいとは心の底から思っていた。

(……今日は、もう帰ろうかな)

 目を開き、手を下げて踵を返そうとした。
 だが、彼女にはそれが出来なかった。
 何故なら――。

「ン。久しぶり、時雨の姉貴」

「っ……うん、久しぶり、だね」

 確かにその手は、妹の手を掴んでいたのだから。




――――江風を時雨が連れて帰ってきました。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
873Res/481.83 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice