【艦これ】大鳳「衣食住に娯楽の揃った鎮守府」浦風「深海棲艦も居るんじゃ」
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707: ◆UeZ8dRl.OE[sage saga]
2017/08/12(土) 22:44:32.87 ID:JLyLhH+h0
 一日の始まりは大抵、日の出前後。老人はどうしてこう朝が早いのか。
 寝癖を軽く整えて、寝間着のまま台所へ直行すると、夕べのうちにタイマーセットしておいた炊飯器の米をかき混ぜる。
 釜で炊けとか言っていたボケ老人には釜を全力で投げつけたが受け止められた、まだまだしぶとそうだ。
 朝食の献立は焼き鯖、大根の味噌汁、筑前煮、茄子のおひたし。昨日の残り物もあるから調理にそう時間はかからない。
 味が薄いと最近うるさいが、歳を考えろと言うとおとなしくなる。念のために言っておくが、健康診断で引っ掛かられると面倒なだけで心配など微塵もしていない。
 食事の準備を済ませ、着替えてから庭に回り、手近な小石を木刀の素振りをしている背後から投げ付ける。
 ――残念ながら、今日も弾かれた。



 食事を終えて暫くすると、迎えの車が到着する。基本的に、完全にスイッチを入れるのはここからだ。
 二人が家に居る間は、朧・曙・潮の三人が交代制で周囲を警戒している。水入らずの時間を少しは取って欲しいという配慮らしいが、別にどっちでもいい。ただ、多少気を抜けるのは有り難いのでお言葉に甘えている。
 最近でこそ平和になったが、闇討ちや狙撃、爆弾などのトラップは飽きるほど経験してきた。後処理が非常に面倒なので、本当にやめて欲しい。
 どうせ老い先短いくたばりぞこないなんだから、放っておけばいいのに。


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