【艦これ】大鳳「衣食住に娯楽の揃った鎮守府」浦風「深海棲艦も居るんじゃ」
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728: ◆UeZ8dRl.OE[sage saga]
2017/09/25(月) 22:44:42.20 ID:om2j+I5c0
 妖精さんの仕事は早い。提督から言われた翌日には、新たな娯楽施設がそこには誕生していた。

「ここに弾を込めて、こうやって撃つ」

「若葉、やったことあるの?」

「ゲームセンターだけでは満足できなくなって、色々とやってる」

(初霜が部屋に色々物騒なものが増えたって言ってた気がするけど、若葉のだったんだ……)

「艦載機程不規則には飛ばないが、風の影響を受けやすいし射撃時に微妙な調整が必要だ。艤装とは多少勝手が違うのに注意した方がいい」

「うん、教えてくれてありがとう」

 とんでも兵器を量産している妖精さん達からすれば、クレー射撃用の銃を作ったり安全に加工したりは至極簡単で、今秋月が持っているものも彼女に合わせて調整されていた。
 試しに構えてみると、驚くほど手に馴染み、早く撃ってみたいという気持ちが秋月に沸き上がってきた。

「的一つにつき二射まで、最初だから的は十個にしておく」

「分かった。じゃあお願い」

 横で応援するように長十センチ砲ちゃんがぴょこぴょこと動いているのを撫でてから、構えて集中する。
 最初は色々と戸惑いもあったが、今の彼女には目の前に飛んでくる的のことしか頭になかった。

(――来た。軌道を読んで……今!)

 一射目、命中。

(次は……ここ)

 二射目、命中。

(よし、次も――あっ)

 三射目、失敗。

(今度は風もちゃんと計算して……ここ!)

 四射目、命中。

(このまま最後も絶対、当てる!)

 五射目、命中。

「――――ふぅ」

「どうだった?」

「思っていた以上に楽しかったかも」

「そうか、それは良かった」

「……もう一回やってもいい?」

「気が済むまでやっていくといい」

「うん!」




「流石は防空駆逐艦だな」

「いいストレス解消になっている」

「不要なガラクタとかを再利用してるからエコにもなる」

「外すと勿体ないと言っていたぞ」

「勿体ないって、アイツらしいな……」

「提督、お前もどうだ?」

「遠慮しとく」 


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