【艦これ】大鳳「衣食住に娯楽の揃った鎮守府」浦風「深海棲艦も居るんじゃ」
1- 20
834: ◆UeZ8dRl.OE[sage saga]
2018/12/27(木) 22:26:13.05 ID:eU7JvC/h0
 戦いは終わった。嬉しい。もう陽炎も、黒潮も、他の姉妹も、司令も、傷付かない。
 でも、だとしたら、戦いの終わった今、ここで不知火に出来ることなんてあるのだろうか。
 この眼以外に何も持たない不知火は、これからどうすべきなのだろうか。
 ――その答えは、不意な知らせと共に訪れた。



「改二になってどうだ? どこか変わったところはないか?」

「……」

「どうした、執務室なんて見慣れてるだろ?」

「――不知火は、ずっと思っていました。不知火がもっとうまく立ち回れたら、陽炎達はもっと苦労せずにいられたのでは、と。鎮守府でも、作戦中でも、気苦労をかけずに済んだのに、と」

 呟くように、零すように、不知火は言葉を紡ぐ。いつかの彼女もそうだったように、自分の出来の悪さを悔いていた。
 ただ、今の不知火に以前のような翳りはない。ずっと全てを取り零さないように足掻いていたその“眼”で、提督を正面から見据える。

「司令、不知火は今まで落ち度だらけでした。だから、これからは不知火でもしっかり出来ることを頑張ろうと思います」

「一応聞いておくが、答えるかはお前に任せる。何があった、もしくは、何を知った?」

「ほんの些細な、今となってはどうでもいいことです。強いて言うなら――不知火は、司令や、陽炎や、黒潮や、この鎮守府の仲間が、大好きだと再認識しました」

「……そうか。じゃあ、陽炎達にもその改二姿をお披露目してやってこい」

「はい、失礼しま゛っ!?……しつれい、します」

(……落ち着いたように見えたが、落ち度は健在のようだな)


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
873Res/481.83 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice