【艦これ】大鳳「衣食住に娯楽の揃った鎮守府」浦風「深海棲艦も居るんじゃ」
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862: ◆UeZ8dRl.OE[sage saga]
2020/05/13(水) 00:58:03.15 ID:Ry0QatC80
 少しして、提督と合流した時雨達。結局件の艦娘は見付からず、当事者ならぬ当クマは相変わらず木曾にベッタリとくっついている。

「さて、三日月、望月、お前らから見てどうだ?」

「確かに何かが居るような雰囲気はするんですけど……」

「そこ止まりだね、スコープで覗いた瞬間気配が霧散するって感じ」

「龍驤は?」

「さっぱりやわ、うちら以外の反応は艦載機からやとなーんもあらへん」

「球磨」

「毛が逆立つ感じはないし、少なくとも敵意とかはないと思うクマ」

「時雨」

「そうだね……そこ、かな?」

 そう言うと、時雨は誰も見ていない方向を急に指差す。それは、ほんの数メートル先で、今まで誰もそこには存在していない、はずだった。

「誰!?」

「川内、大丈夫だよ。アレは−−僕の妹だと思うから」

 淡く消えてしまいそうな程存在が希薄なその艦娘は、ただボーっとそこに立っていた。感情の読み取れない表情、辛うじて白露型の艦娘と同じ出で立ちをしていることは認識できたので、他の面々も時雨の言葉に納得する。

「ねぇ、どうしてこんなところに一人で?」

「……」

「聞こえてないのか?」

「違う、と思う。あの表情は、僕もよく知ってるから。だから多分、必要なのは……“見付けたよ、山風”」

「……!」

 名前を呼んだ声に呼応するように、山に風が吹き荒れる。落ち葉が舞い、全員が目を閉じた。
 そして、風が止み目を開けた者達の目に映ったのは、新しい鎮守府の仲間が時雨を押し倒して頬擦りしているシーンだった。

「時雨姉時雨姉時雨姉時雨姉」

「僕も会えて嬉し−−いや、山風? そこに頭突っ込んじゃ、だ、誰か止めて!?」

(こりゃまた凄そうなのが来たクマ)

(あー……姉妹の再会だ、そっとしておこう)

(球磨姉も抱き着いたらこんな風に落ち着くのかな……)

「ホントにダメ、助けて、助けてってば!?」



 −−−−山風が着任(?)しました。


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