【艦これ】大鳳「衣食住に娯楽の揃った鎮守府」浦風「深海棲艦も居るんじゃ」
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94: ◆UeZ8dRl.OE[saga sage]
2015/09/04(金) 23:59:55.60 ID:+kGBGn1o0
「加賀、ちょっといい?」

 普通のトーン、普通の調子で呼び止められた加賀。
 鎮守府内、ましてや仲間を相手に警戒するはずもなく、彼女は足を止めて振り返った。

「何?」

「用っていうか、貴女に前からちょっと聞きたいことがあったのよ」

「今答えられることなら構わないけれど」

 急ぎの案件も無く、休憩しようと思っていた加賀からすれば、多少の立ち話程度なら何の問題もあるはずがない。
 それに、普段はそこまで話さない相手ということもあり、何を聞きたいのか加賀自身気になりもしていた。

「じゃあ聞くけど、加賀って提督の昔の話って聞いたことない? あっ、内容は言わなくていいから」

「昔の話……いえ、ないわ」

「気になったことはないの?」

「あの提督業に関係ない雑学はどこから得たものか、趣味の広さ、髪と足を好む様になった原因程度しか気になっていません」

「地味に多いわね、気になってること」

「自分のことをあまり語ろうとしない人ですから」

「……加賀は、どう思うの?」

「その時が来るのを待つわ」

「踏み込まないのね、やっぱり」

「そう、して頂きましたから」

「……思い出したら何か無性に気恥ずかしくなってきたわ色々、絶対いつかは聞かせてもらわないと不公平じゃない」

「その役目は譲りません」

「いい加減色々私達に譲ってもいいと思うけど?」

「譲りません」

「……今からご飯でも、行かない?」

「和食なら付き合います」

 このまま続けると立ち話だけでは終わりそうも無いと判断し、二人は移動を開始する。
 形は違えど思いを同じくする相手との会話は弾み、赤城行きつけの店で閉店まで話し込むのだった。




――――(俺的にこの組み合わせは意外だな……)

 ――――加賀、次はパスタ付き合ってよ。

――――和風パスタのある店なら構わないけれど。

 ――――パスタなんてどう足掻いても洋風じゃない。

――――醤油を使えば和食です。


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