変わった艦むすは普通の提督と過ごすようです
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21:Ad12Q0 ◆Yb4CsRoB2Q[saga]
2015/08/19(水) 21:27:41.40 ID:buhg/fVN0
【島風が行く】
《鎮守府・廊下》

提督(トコトコトコ

提督「(八月も気づけば中旬か…)」(トコトコトコ

提督「あっ そういえば第七駆逐隊から新しい装備開発の依頼があったか」(書類ピらっピらっ

提督「なんだったかな」(ピラリ――



(カシャッ)島風が快速四十ノット【約七四キロ】で後方の廊下T字路から出現


(カシャッ)この時点で提督との直線距離およそ二十メートル。小学生頃の辛かった記憶を彷彿とさせる長さと言えるだろう


(カシャッ)快速四十ノット、秒速二十メートルの島風が提督に突撃するまでの時間はおよそ『一秒』


(カシャッ)島風は速度を落とさない。むしろよりいっそう加速しているかのようだ


(カシャッ)ダダダダダ……提督との距離は徐々に縮まっていく。およそ五メートル


(カシャッ)ここにきてようやく提督は島風の存在に気づく(ピクゥ


(カシャッ)しかしすでに島風の足が地を強く蹴りだし、その軽い体は宙に舞う。もはやこの状態の島風を制止させる手段はない


(カシャッ)残り一メートル。ここで提督は後ろに体を倒し始めた。――『ブリッジ』だ、背中を橋状に反らせる


(カシャッ)ちなみに、これは彼が何気なくテレビでプロレス観賞をした際にその弾みで何気なく覚えた技だ


(カシャッ)島風は両手を真っ直ぐに伸ばし、提督の襟元にターゲットを定める。


(カシャッ)飛び出した島風。ブリッジを始めた提督の体。二人の体は一瞬重なったかのように見えた

……が


(カシャッ)島風の右手はあとほんの数ミリというところで、惜しくも空を掴んだ…


島風「――おうっ!?」(ピクッ

<キキキィーーーーーッ!!(靴底ズリズリズリーー

提督「くっ…」(手プルプル

島風(くるっ「提督スッゴーーイ!おうっおうっ」(ピョンピョン

提督「す、スゴいじゃないぞ島風……なんて無茶な速さでつっこんでくるんだ」(よいしょ

島風「えっとね、今日は最速でぶつかってみたかったから!!」(ドヤ

提督「……」

提督「(当たっていたら骨折は確実だったかな…)」(膝パンパン

島風「おうっ!」(ニパァー

提督「危ないから次からは速度を落とせよ。ケガしたら大変だろ」(頭ポンポン

提督「それじゃあ俺は仕事があるからな」(すくっ


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