【R-18】由比ヶ浜結衣はレベルが上がりやすい
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227:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[sage]
2015/10/12(月) 00:05:14.99 ID:DgCzqnC6o
「あたしと、ヒッキーが……そう誤解されたら、困るだろうって、あたしとヒッキーじゃ、男女のどうとか、それ以前にしか見えないって……言われてたら、つらくなってきて、我慢、できなくて……」
それで三人の下から離れ、逃げ去るようにここまで来たのだと。
「ごめん、ヒッキー……ヒッキーは、あたしのこと考えて、学校じゃ離れてるって、分かってるのに……違うって、ヒッキーとはそんなんじゃないって、あたしから言わなきゃいけなかったのに、こんな風に、急に来られても迷惑だって、分かってたのに、ごめんね……」
途切れ途切れに搾り出すような由比ヶ浜の言葉は、泣いていないのが不思議なくらいに悲痛な響きを伴っていた。
「本当は、一緒に帰ったりとか……ダメなのに、あたしがズルいから、自分のことだけ考えてて、ヒッキーのことなんて、全然考えて無くて……」
��ズルい��
��自分のことだけ��
きっと由比ヶ浜に他意はない。
精神攻撃とか、良心の呵責を刺激しようなんて意図は無い筈だ。
だが俺の心の棘は、杭は、言葉の度に罪悪感という槌で打ち付けられている。
打たれる度に心臓は脈動し、血流で砕け散ると錯覚するくらいに痛みを伴う。
痛みで自責を希釈する、自分の心だけを守る為の防衛機能。浅ましく生き汚い俺自身の証明。
だが、それでもこの痛みはきっと俺だけのものではなくて、その源泉は。
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