【R-18】由比ヶ浜結衣はレベルが上がりやすい
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299:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[sage saga]
2015/10/18(日) 18:55:12.63 ID:R/29QPn/o
気が付けば陽が落ちかけて、構内の人影も疎らになっていた。
そんな中夕暮れに照らながらベンチに座る由比ヶ浜の姿に
何時かの悲壮な決意を思い出して、不意に胸が締め付けられた。
「……よぉ」
「あ、ヒッキー」
何時もと変わらない簡易に過ぎる俺の挨拶は
今に限れば沈みがちな心中を悟られない為の作法だ。
そんな俺を正しく花の咲いたような微笑みで迎えてくれる由比ヶ浜の姿が眩しくて、
反射的に目を瞑りたくなった。
「お話、終わったんだ」
「ああ」
「……だいじょぶ?」
「殴り合いしてきたわけじゃないんだし、心配することなんてねぇよ」
「ヒッキーがそう言うなら、いいけど」
そう言うことにしておいてくれ、心中で呟くと校門へ向けて歩き出す。
立ち上がったらしい由比ヶ浜が小走りで追いついて俺の横に並んだ。
腕と腕が触れ合いそうなくらいに近いその距離は、
錯覚でなく彼女の温もりを感じさせられる。
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