【R-18】由比ヶ浜結衣はレベルが上がりやすい
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324:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[sage saga]
2015/10/23(金) 23:09:34.01 ID:Cxggbywfo
それでも断片的な情報から判断できるのは、この映画がC級以下の駄作であるということだ。
学校が舞台のようで、暗い目と表情をした偏屈そうな男子と彼を囲む二人のヒロインの話らしいが、
曖昧な屁理屈で困難から逃げ回る主人公はどうもイライラして、何故こんな男が二人の美少女に囲まれているのか
325:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[sage saga]
2015/10/23(金) 23:11:21.04 ID:Cxggbywfo
――……たしは、―――君の……が、――
瞬間、衝撃を受けた。
326:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[sage saga]
2015/10/23(金) 23:13:34.47 ID:Cxggbywfo
今さっき見ていた顔だ。
スクリーンに映った顔だ。
327:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[sage saga]
2015/10/23(金) 23:15:41.86 ID:Cxggbywfo
マズい。これ以上はマズい。
さっきの場面が―――の――なら、次に待っているのは
それ以上にどうしようもなく惨めで痛くて大切な記憶だ。
328:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[sage saga]
2015/10/23(金) 23:17:52.80 ID:Cxggbywfo
ならばせめて、そう思って背けようとした顔すら逃がさぬと
根は首まで伸びてスクリーンの方角へ固定した。
目すら閉じさせぬと根は目蓋まで伸びて瞬きすら許してくれなかった。
329:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[sage saga]
2015/10/23(金) 23:21:05.68 ID:Cxggbywfo
――違うよ、――――が好きなのは、――――だよ。知ってるから、あたし――
今の貴方は偽っている、間違っていると笑顔で……涙を堪えた悲痛な表情で少女は俺の言葉を拒絶した。
330:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[sage saga]
2015/10/23(金) 23:23:13.16 ID:Cxggbywfo
――もう、いいよ、あたしに気を遣わなくて、いいんだよ……――
――……――――が、あたしのことを気にして前に進めないなら、あたしは、もう――
331:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[sage saga]
2015/10/23(金) 23:24:56.92 ID:Cxggbywfo
――……睡眠のトンネルを抜けると、そこは猫面だった。
332:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[sage saga]
2015/10/23(金) 23:26:56.31 ID:Cxggbywfo
眠気も無いのに布団inしてても仕方無しと起き上がる……より一瞬前、
その気配を察したのか布団の上に乗っかっていた猫は軽やかにフローリングへ着地した。
床。
333:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[sage saga]
2015/10/23(金) 23:29:18.53 ID:Cxggbywfo
実家で夜を明かすのは二ヶ月ぶり……ということもなく、生活用品に本やゲームの回収にと
今のところ二週間に一度程度のペースで帰っているので帰省と言ってもあまり有り難みがない。
そもそも安らぎの揺りかごから俺を追い出したのは家族達なんだから
334:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[sage saga]
2015/10/23(金) 23:31:06.44 ID:Cxggbywfo
「どうしたのお兄ちゃん、カー君が恋しくなって一緒に寝てたの?」
「アレが恋しくなるくらい久方ぶりの帰省ってわけじゃねぇし……なんか、朝起きたら布団の上に乗っかってた」
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