【R-18】由比ヶ浜結衣はレベルが上がりやすい
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369:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[sage saga]
2015/11/08(日) 21:47:46.05 ID:FwRKI0Dw0
「真面目って……俺の話聞いてましたか? その真逆ですよ、俺は」
「そんなことないわぁ。 月並みだけど、本当に不真面目な人ならそんな風に自虐はしないと思うし、真面目過ぎるのね、きっと」
下からどうしてもジト目で卑屈に見上げてしまう俺に、ママさんは頬に手を当て変わらぬ笑顔で答えてみせた。
どうしたって曲解しようのない言葉をそれでも曲解しようとしてしまう陰気な俺と裏腹に、
何処までも陽気を振りまく彼女と俺は平行線だった。
それは俺に踏み込み何時の間にか隣に居座った……由比ヶ浜結衣と同じ。
本格的に二人の姿がダブり、心臓がギシリと軋んだ。
「……誤解です、貴女は俺のことを良く知らないからそう言えるんです」
「そうかしらぁ? 結衣からたくさんお話聞いてるし、去年はよくウチに来てくれたし、今だってこうやって話してるでしょう?」
「それだけで判断しているなら、それは早計か、情報源が主観的過ぎます」
「でも、結衣から聞いたお話とそんなに差は無いけど〜……あ、でも確かに時々ヒッキーくんが少女漫画に出てくる男の子みたいに格好良くなってることはあったかな。 ね、聞きたい?」
「い、いえ……」
やっぱそういうことになってるのか、今度あいつから聞き出し……はいいや、怖いし。
妄想と現実の落差で墜落死余裕でした。俺が。
「それはそれで残念……でも、そこ以外も本当に一緒よぉ? 真面目で、気遣い屋で、優しくて」
「や、だからそれは」
「……だから、わざと間違った方に行っちゃうんだって、結衣が悲しそうに話してた」
��ギ��
軋むどころではない。
心臓が止まる。
��お前は間違っている��
何時かの放課後、もう聞き慣れてしまったバリトンボイスで紡がれた言葉が脳裏で再生された。
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