【R-18】由比ヶ浜結衣はレベルが上がりやすい
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406:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[sage saga]
2015/11/20(金) 08:28:55.48 ID:mBTmE8IN0
「あの優美子、別にあたしは気にしてな――」
「結衣は黙ってな」
あははと笑いながら由比ヶ浜が入れた俺へのフォローを三浦はピシャリはね除けた。
あまりに明瞭な迎撃にさしもの由比ヶ浜も唖然とするしかなかったようだ。
何時かのように反抗されたから、ハッキリしないからと怒気をぶつけたわけじゃない。
歪さのない意志が鋼の如き堅牢さを生み出しているのだ。
「……本当はからかうつもりで結衣に予定聞いて、そしたら何も無いって。 ヒキオの予定なんか興味も無かったから詮索もしなかったけど、今日こうしてるってことはヒキオも予定無かったんでしょ?」
「……ああ」
「あんた彼氏の自覚あんの?」
俺は三浦優美子のことを良く知らない。
全く知らないわけじゃないし彼女に纏わる様々な出来事から彼女の外殻や内面の様々な色は確認してきた。
でも、それだけだ。
俺はただ彼女が醸す色の一部を流し見たに過ぎず、それで三浦の本質を見抜いた気にはなれない。
だから本当の意味で俺が三浦という人間を知るのはこれが最初ということになるのだろう。
「最初あんたと結衣が付き合うって聞いて正直全然釣り合ってないって思ったけど、でも結衣が選んだことなら口出しなんてするつもりなかった」
その意志、感情、苛烈さも、一切に混じり気が無い。
濁り無く透き通った熱湯、そんな透明感。
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