【R-18】由比ヶ浜結衣はレベルが上がりやすい
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435:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[sage saga]
2015/11/22(日) 22:24:32.65 ID:xYcbhKqb0
自分を信じていれば夢は叶うなんて、黒い太陽のようだと称された悪役が言っていた。
悪党ですら自己実現の為の努力や研鑽を忘れていないのだ。
だが俺は俺の望む本物を信じたかっただけで、
それが欲しいと伝えただけで、現実の努力の一切を怠った。
そうして逃げ回っている内に居場所はドンドン狭くなって、
果てに一人が居場所から去っていった。
あいつはきっと、それを心から望んだ訳じゃない。
新たな希望を持って旅立ったのだとしても、後悔の念が無い訳じゃない。
あいつを追い出したのは、消えない傷を残したのは、間違いなく俺だ。
それは同様の傷を由比ヶ浜に残したことも意味している。
俺は誰より大切だと思っていたはずの二人に、己の弱さと悪意で磨かれたナイフを突き刺した。
発端が怒りや憎しみでなくても無意なんかじゃない。
そこには自分可愛さに他人を傷付けることを選んだ俺が確かにいたのだ。
更に救い難いのは、それで尚全てを自分の意志で選んだわけではないということ。
「……お前が好きで、笑って欲しくて、でもお前と一緒に居るのは、ただ流れで仕方無くそうなっただけって、何時までもそう思ってしまう自分が情けなくて、後悔してたんだよ……」
俺は選んだんじゃない、選ばされただけ――それが一年の後悔の本質だった。
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