37:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[saga]
2015/10/13(火) 23:42:21.61 ID:B+/O1yEoO
砂塵を防ぐローブから、汚い瞳が覗く。
体臭を引き連れて男は口を開いた。
野盗「おい兄ちゃんよ、ここは誰の土地だか知ってるかい?」
剣士「……」
野盗「ん〜? 黙ってたら、どうなるかは分かるよなぁ?」
野盗の主犯格は、ままごとに使うようなナイフを抜いた。
子分たちが荷を積んだ馬に群がろうとするのを見て、これを無言で制す。
悲しい事だ。そんな人間居ないと思ってた矢先に、俺のような悪人面がこの手合いを喜ばせる。
野盗「おいおいおい、何だその手は。金をなぁ……」
野盗「よおおおおこせってんだよ!! 分かってんのかぁ、このグズ!! ぶっ殺されたくなかったら今すぐ裸になって馬を置いてけよあああああ!!?」
唾が飛んだ。
汚い。悲しい。
夢魔よ、俺は素直になっていいだろうか。
いいのだろうか。
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