110:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[saga]
2016/01/17(日) 22:53:21.58 ID:KRZnjmVS0
アルテラ「ああ、不思議だ。今まで、剣を振るい、破壊しか出来なかった私が、こうしてお団子を持って笑える日が来るなんて……な」
清姫「……アルテラさん」
アルテラ「ん、何だ?」
清姫「……その、さっきは言い過ぎましたわ。わたくしたちサーヴァントは、差異はあれど、みな逸話と伝承に縛られた存在。あなたの根源にあるものは、あなたの意思とは関係無しに抗えないものであると言うのに……」
清姫(そう、そのことは、『嘘』を許すことの出来ないわたくし自身が、一番分かっていると言うのに……)
アルテラ「構わない。私の根源にあるのは、おまえの言う通り『破壊』だ。そして、それに従うことが、私の意思だ。私の手は、結局、破壊しか生み出せない」
清姫「……ッ! そんな――」
アルテラ「だが」
清姫「……?」
アルテラ「マスターは、その破壊しか出来ない手を、受け入れてくれた。恥ずかしいことだが……この歪な手で、何かを慈しみたいと言ったことを、笑わないで聞いてくれた」
清姫「……アルテラさん」
アルテラ「だから、私は、お前に応えよう、マスター。別れが来る、その日まで」
ぐだお「…………」
566Res/329.05 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20