501:名無しNIPPER[saga]
2017/01/18(水) 13:39:48.14 ID:j7cIPo0I0
〜幕間の番外編・アタランテさんの幸せワンデイ〜
突然だが全国のチビッ子諸君、こんにちわ。場合によってはおはよう、もしくはこんばんは。
私の名はアタランテ、かけっこのすごく早いお姉さんだ。すごいぞ、とっても早いぞ。
昔は狩りをしたりかけっこの勝負をして、負けた男を矢で射殺……追い払ったりしていたんだ。
む? 何故かけっこの勝負をしていたのかだと? むぅ、ここから先はちょっと子供には早……あ、分かった! 分かった! 話すから!
……ごほん。ええと、その、な? 自慢では無いが私は生前とてもモテモテで……いや、私の容姿が優れていたという話ではなく、狩人として私は一流であったからな。けっこうな冒険もしたのだが、まあそれは今度の機会にでも話そう。
故に、私の元に求婚者が沢山駆け込んできたのだ。……あまり嬉しいものでは無かったが。
何故って……少し難しい話かもしれないが、私は信仰する女神アルテミス様に純潔の誓いを立てていて……要するに、生涯異性と交わらない約束だ。それに、以前私を愛してくれた人が、悲しいことになったこともあってな。結婚なんてものは考えるだけでも嫌だった。
けれど周囲があまりにも結婚を勧めるもので、周りの面子を立てるためにも、表向きは仕方なく考える振りをした訳だ。
よって私は、結婚を申し込んだ男とかけっこをして、勝った男と結婚してやろうと言う話にしたのだ。
無論、私は早かったぞ? どんな男が来ようとも絶対に私には勝てなかったからな。 ……え? 負けた男はどうなったかって?
……それは勿論、丁重にお帰り頂いたとも。二度と私に挑戦しないことも約束してな。
まあそんな感じで、私は日々かけっこで勝負をしていた訳だが……。
え、その後どうなったかって……? ………………はい! ここまで、今日のお話はここまでです!
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