穂乃果「ふふ……君も穂乃果の彼女になりたいの?」ことり「その4、なの!?」
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277: ◆wOrB4QIvCI[saga]
2016/02/11(木) 05:08:31.04 ID:wnm83nnvO
絵里「ふふっ、いつか希のことたくさん聞かせてね。諦めないんだから」


絵里「卒業しても、諦めないわよ?」

希「えー?」クスクス

希「卒業かあ……」

希「もう夏が終わっちゃったんやもんね……」

絵里「……まだ夏が終わったばかりでしょ?」

希「そうとも言うね」



希「――卒業したくないなぁ……」

絵里「……私もよ」

絵里「やめやめ、こんな話はやめましょう」


絵里「じゃあ私はそろそろ戻るわね。邪魔してごめんなさい。安静にしててね?」

希「はーい。ありがとなー」



スタスタ バタン


希「……えりちにはやっぱりバレてたかー」


 卒業、という単語が頭の中を駆け回っている。さっきえりちから聞いて、初めて意識した言葉だった。ウチにとってもまだ先の話って思っていたけれど、あと半年もすれば嫌でもそれは訪れる。


 考えてみる。アイドル研究部で友達が出来て今までの高校生活よりうんと楽しいことが立て続けに起こった半年間。この先の半年もきっと楽しいことが起こるんじゃないかな。

 ……その後は?

 卒業して、みんなと会う時間も減って――もちろんえりちとも。


 高校生になってようやく前を向けたと思っているけれど、その後私はずっと前を向いていられるだろうか。えりちとにこっちはきっと大丈夫。


 想像してみて、怖くなった。卒業したら、たくさんの居場所を失うかもしれない。まずこの学校。アイドル研究部のみんな。そこには当然、えりちも含まれているわけで。





 ――穂乃果ちゃんだって、そうなんだ。





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