穂乃果「ふふ……君も穂乃果の彼女になりたいの?」ことり「その4、なの!?」
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677: ◆wOrB4QIvCI[saga]
2016/05/17(火) 02:18:16.50 ID:dBDSMOlT0

◇――――◇


理事長『あっぁ❤️これ、いいわ❤️ふぅっう❤️』

穂乃果『りじ、ちょ❤️らめっ❤️ああっ❤️』




ことり「……」



 携帯電話の向こうから聞こえてくる、この世のものとは思えない音に、クラクラと視界が歪む。


 ――今日ほど、自分の見えている世界が、狭かったのだと感じたことは無かった。仮に、穂乃果ちゃんが寝た時に、通話を切っていたら、ことりはこの事実を知ることも無かったのだろう。


 会話から察するに、お母さんと穂乃果ちゃんの関係はことりがいないところでは常習的なものだった、ということ。

 あのベッドの染みも、ゴミ箱のティッシュも……全部そういう、ことだったんだ。


 ことりがこの世で最も信頼している二人……その二人に裏切られていたんだって……。悲しいとか悔しいとか辛いとか……自分の感情が、良くわからない。


 掠れた声で携帯電話に向かって何かを叫ぶと――向こうの時間は、止まったようだった。


 なにもかもが、信用出来ない。ずっと好きだった相手に裏切られ、ずっと育ててくれた人に、裏切られ。なら……もう信用できることなんて、ないじゃん。


 携帯電話でのの通話を切って、異国の空を窓から見上げる。


 今日も快晴。待っててくれているはずだった居場所を失っても、この国も、日本も変わらず、せわしなく……動いている。まるでことりは、もう、誰にも必要とされて、いないって、言われているみたいだった。



 もう、なんでもいいや。


 ふらふらとおぼつかない足で、街に繰り出す。聞きなれない言語が飛び交う中で、小さくても……ことりはここにいるんだって誰かに知って欲しい。必要と、して欲しい。


ことり「……」


 あ、あの人達で、いいや……。昼でも"そういう人"っていうのは、なんとなくわかるもの。


ことり「ねえ、そこのお兄さん……」フフ…❤️




 どうにでも、なっちゃえ。





ことり「――私を、買いませんか?」




◆◆おまけルート◆◆


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