【R-18】女提督「しませんこと?」【艦これ】
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216: ◆KY9IyHJerk[saga]
2017/01/22(日) 03:31:58.43 ID:VGgAphWso

ある日、不知火は遠征に参加していた。

順調と思われたが、夜間に深海棲艦の奇襲を受け、艦隊からはぐれてしまう。


(主機関は大破し航行不可能。浮いているだけで、やっとですね)


無線機も破損し、助けを呼べない。


(GPS、コンパスもこの海域では使えません)


深海棲艦の支配領域には、GPS、コンパスが使えず、常に天候が雲りで太陽、月、星が見えない海域がある。

艦隊がその海域で位置と方向を見失い、進路を間違えることは良くあることだった。


(雲が厚くて、月、星も見えません。お手上げです)


不知火は携帯していた一人乗り救命ゴムボートを取り出す。

超極薄のゴム布で出来ている、手のひらサイズに折りたたまれている救命ボート。

人差し指大の超小型圧縮空気ボンベを差し込み、プシュっと空気を入れると、

人が一人、丸まって横になれるほどの大きさのボートに一瞬で膨らんだ。

ボートはテントのようになっており、直射日光や雨をよけることができる優れもの。


(小さいボートですが、横になれるのはありがたいですね)


「靴」でも水の上に浮くことはできるが、ずっと立っていなければならない。

その点、ボートは横になれるので体力を温存することが出来る。


(じたばたしても仕方ありません。体力を温存し、夜明けを待ちましょう)


不知火は身に着けたライフジャケットに空気を入れ、ボートの中で横になった。



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