【アイマス】例えばこんなプロデューサーとアイドルのお話【安価】
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◆EV1LK7n6Hk
[saga]
2016/04/27(水) 22:33:23.26 ID:S8eLqEPX0
「ひっ!!」
確かに聞こえた。ハッキリと……。
静寂の闇の中を注視しなければよかったと、まゆは思った。
安全であるはずのその場からも逃げるようにまゆは寮のさらに奥へと、自室へと逃げ込んだ。
他のアイドルも暮らす中、挨拶もせずに廊下をバタバタと走り抜けた。
自室に入ると荷物を投げ置き、すぐに布団に包まった。
片付けも着替えもせずに、ただ今日のことを忘れたかった。
「イヤ、嫌嫌嫌嫌嫌っ!! 怖い、助けて、Pさんっ!!!!」
けれども忘れようとすればするほど、あの声が、あの足音が、あの視線がまゆの脳裏に深くこびり付いて、より鮮明になっていった。
まゆはひとしきり泣いた後、多少は落ち着いてきたのだろう。
家事に炊事に美容などもしっかりやろうと思い立った。冷静になり、自室は安全だと考え直したのだ。
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