【R-18】 ラブアロー魔法少女ウーミン 【ラブライブ!】
1- 20
5:第一話 『魔法少女ウーミン誕生』 ◆lL2WQso4IVQO[saga]
2016/03/10(木) 22:42:57.61 ID:C2iGRYN4o


白鳥「……のマスコットの才能よ!」


凛「えっ……?」

白鳥「聞こえなかったかしら? 凛、あなたにはマスコットの才能があるのよ!」

理事長「そういうことみたいなの」

凛「……はい」

白鳥「あら? どうしてしょぼくれた顔をしてるの? マスコットの才能を有する者は魔法少女に適した人間よりも少ないのよ」

凛「そう言われても……」

理事長「その気持ちはわかるわ」

白鳥「ええい! マスコットになれるのは名誉なことなのよ! 凛には早速働いてもらわないとなりません」

凛「でも、凛はお勉強をしないと……」

理事長「星空さん、本当にまずい事態になってるみたいなの。ホワイトバードさんの話を聞いてあげて」

白鳥「その通りです。黒鳥 ≪ブラックバード≫を退治しなくてはなりません」

凛「ぶらっくばーど?」

白鳥「ええ。ブラックバードとは怒りや憎しみといった、人間たちの負の感情が集まって意思を持ち形を成したものなの。世界に災厄をまき散らす恐ろしい存在なのよ。そして、今日ブラックバードが出現した……百年ぶりにね」

凛「それを退治するのが……」

白鳥「そう。そのブラックバードを退治するため、地球の意志により生み出されたのがこの私、ホワイトバードなの。凛、あなたの役目は魔法少女のスカウトとサポートよ」

凛「そんなこと言われても、赤点取っちゃったら……ホワイトバードさんがやったらいいと思うなー」

白鳥「私だって自分でスカウトしたいわよ! マスコットキャラになってみたかったわよ! でも私に与えられた権限はマスコットのスカウトだけ……一度、地球の意志に頼んだのだけど『ブラックバードを倒すには魔法少女一人だけじゃ心もとない。お前はマスコットを増やすのに専念しろ』の一点張り……」グチグチ

凛「あはは……ホワイトバードさんも大変なんだね」

白鳥「だから! 凛には魔法少女のスカウトをしてほしいのです」

凛「で、でも……テストが……」

理事長「試験については星空さんに限って延期することにします。ホワイトバードさんの頼みを聞いてくれないかしら?」

凛「魔法少女のマスコットなんて、凛にはちょっと難しいかなー。他の人に……」

理事長「えぇい! あんまりぐちぐち言わないの! 留年にしちゃうわよ!」

凛「うわぁ……大人の汚いやり口だ」

理事長「何とでも言いなさい。マスコットと留年、どちらをするの?」

凛「うぅ……マスコットをやります」

理事長「ふふっ、それでいいのよ♪」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
283Res/235.22 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice