【R-18】 ラブアロー魔法少女ウーミン 【ラブライブ!】
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9:第一話 『魔法少女ウーミン誕生』 ◆lL2WQso4IVQO[saga]
2016/03/10(木) 22:46:08.39 ID:C2iGRYN4o

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 ―放課後・校庭


海未「……」ソワソワ

海未「呼ばれたのは校舎裏でしたよね。まだ帰って来ないのですか?」

穂乃果「もうっ、そわそわしたって仕方ないじゃん」

海未「穂乃果は気にならないのですか!? ことりが告白を受け入れたら……」

穂乃果「穂乃果は海未ちゃんと違って、ことりちゃんのことが恋愛的に好きってわけじゃないから、ちゃんと祝福するよ」

海未「う……」

穂乃果「ことりちゃんを取られるのが嫌だったら、もう自分から告白しちゃえばいいのに」

海未「ことりはとても可愛く優しくて、それでいて芯の強いところもあって……私なんかとは釣り合いませんよ」

穂乃果「え〜そうかなぁ? 海未ちゃんだって後輩の子からモテモテじゃん」

海未「私なんかよりことりの方が皆さんから好意を持たれています!ことりは一年生だけでなく三年生の方々からも人気があるではないですか。弓道部の先輩もことりの大ファンで、いつも可愛い可愛いと……そんなことは言われなくてもわかってます!!」

穂乃果「お、落ち着いて……あっ、ことりちゃん帰って来た! おおーい!!」

海未「……!」ピクッ

ことり「二人ともお外で待ってたの? 中で待っててくれればよかったのに」

穂乃果「海未ちゃんが『気になりますどうしましょう』ってうるさいから外に出たんだよ」

海未「ほ、穂乃果! 余計なことは言わなくていいです!」

穂乃果「へへ〜ん、ほんとのことだもんね〜」

ことり「ふふっ♪ 海未ちゃん、そんなに気になってたんだ。ちょっと嬉しいかも♪」

海未「そっ、それより! ことりはどう返事をしたのですか!?」

ことり「え〜、そんなこと聞くのぉ? ことりにだってプライバシーがあるんだよっ♪」

海未「それはそうですが……」

ことり「お断りしたよ」

海未「え? あ、ああ。そうですか……」

ことり「海未ちゃん、ことりのお返事がとっても気になってたみたいだけど、何でかなぁ?」ニコニコ

海未「それはもちろん……幼馴染だからですよ。穂乃果だって気になっていたのでしょう?」

穂乃果「そりゃあそうだけど」

ことり「……そうだよね、幼馴染だもんね」

ことり「あ! もうこんな時間、早く練習に行かないと遅刻しちゃうよ!」タタタッ

海未「そうですね、急ぎましょう」タタッ

穂乃果「わわっ、待って! 置いてかないで」


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