お嬢様「貴方は私の可愛いお人形なんですもの」
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114: ◆TEm9zd/GaE[saga]
2016/05/08(日) 10:40:12.41 ID:0VgbeasP0
メイド「……そんな、こと……」


お嬢様「私だって家のために結婚するでしょう。そのとき、貴方は私のこと好きでいて幸せになれる? きっと後悔するはずよ、一時の感情に身を任せて、私と思いを通わせあったら――」


メイド「…………そんな」


お嬢様「好きで居続けることなんて無理よ」


メイド「……私は」

メイド「――――」ウルッ


メイド「ごめんなさい、少し暇をください……」ダッ


ご令嬢「ちょっ……メイド! ……お姉様、ごめんなさい」ダッ


ドア「」バタン


女奴隷「…………」


お嬢様「は、はは……」


女奴隷「……満足、した?」


お嬢様「やっぱり、これで良かったのよ……」


女奴隷「……私は、そうは思わない」


お嬢様「何でよ……これが一番良かったのよ!」

お嬢様「愛なんて不確かなものを無償で勝手に寄越して、けど自分の都合で勝手に捨てて……」

お嬢様「捨てられた側の気持ちなんて考えもせずに……寂しくて寂しくて、私のどこが悪かったのか考えて、でも分からなくって」

お嬢様「だったら愛なんて受け入れずにいたほうが、人の温かさなんて知らずにいたほうが良かった」


女奴隷「でも、人の……他人の熱を、アナタは求めている」


お嬢様「あの人の――お母様のせいで知ってしまって……メイドのせいで思い出してしまったもの、熱のあつさを……。――だから、貴女がいるの」


お嬢様「決して裏切ることのない私だけの物。私を必要として、私だけで世界を構築する私に逆らえない女の子」


お嬢様「そうよ。私には貴女だけいれば良い。貴女は私を裏切らないでしょう」


お嬢様「だって……だって――」




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