62: ◆ugphyjBGAQ[saga]
2016/04/21(木) 05:16:41.16 ID:K2Oy9neHO
提督『聞こえます?』
そんな、場違いな暢気な声が聞こえてきたのは目的地に近づいてきたちょっと後。
少し遅いかなと思ってしまうが、出撃を見送ってから司令部に戻るにはそれくらいの時間がかかっても仕方ないのだろう。
海に出てから、たった数分の時間。
それがどうも長く感じてしまう。あまりあたしらしくはない心境だ。
叢雲「聞こえてるわよ、大丈夫」
曙「心配するようなことはないわよ」
提督の声に返事をする二人。初めての出撃だというのに緊張した様子はあまりない。あたしよりも小さな子がだ。年齢はよく分からないけど。
フッと笑い、あたしは通信機へ喋りかける。
隼鷹「ほいほい、隼鷹さんも聞こえてるよ。提督、そんなに心配? こっちからの通信待ってればいいのにさ」
提督『心配です』
即答。言い切られて、あたしは内心驚いた。
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