小林オペラ「この裁判…逆転できるのか?」
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2:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
2016/05/06(金) 00:02:54.15 ID:m1WzPIJlO
この日、夜空に浮かぶ月は紅く光っていた。

その紅い血のような月は、まるでこの夜空の下で行われた殺人の血を映しているかのようであった。

「はぁ…は…うっ!…くっ!」

一人の怪盗は、手に絡みついた髪の毛を解こうとしている。

その髪の毛の先には、忌わしき首がついている。

しかしその首は、顎から下が無く鈍く光る目が怪盗を睨みつけていた。

「このっ…離れ…なさい……!!」

その目が恐ろしくて必死に髪の毛を引き剥がそうとする名のなる女怪盗

だが、震える手で手の甲を掻いても髪の毛はへばりつき、首がぶら下がったままだった。

窓に映る自分の姿を見て、女怪盗は青ざめる。

体中、この首の持ち主の身体の中に入っていた内蔵と、肉の欠片が付着していたからだ。

悪魔が殺した

「そこまでだ!!」

聞き覚えのある男の声が響く。警察の中でもかなりの上位の地位につく男の声だ。

「…これで、年貢の納め時というわけね」

その横に、警察という重い職業にはふさわしくない小柄で金髪の少女が女怪盗を睨みつけた

「……!!」

警察にトイズを発動しようと睨みつける。だが、この首の持ち主の死ぬ瞬間が脳裏に焼きつきトイズが発動しない

死ぬ瞬間、この女は急に内側から破裂したかのように身体が爆散して

内蔵と肉片がそこら辺に散らばったその向こうには

悪魔のような形相をした………

「今まで散々犯してきた怪盗事件。そして今回のサイコパス殺人事件」

カチャリ、と女怪盗の手首に冷たくて固い物手錠がいつのまにかかけられていた。

何故か、女怪盗の身体は抵抗をしなかったのだ。

「これらの容疑で、貴方を逮捕するわ!!怪盗アルセーヌ!!」

その言葉が耳から入り全身に響き電気が走るような感覚に陥ると

鬱陶しかった髪の毛が急に解け、首と共に地面に落ちていった………




第三話 「正義はどこで何?」



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