43:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします[sage saga]
2016/05/06(金) 00:33:48.29 ID:m1WzPIJlO
北芝「……それよりアンタ、怪盗の弁護をするんですって?」
小林「え?ああ…まぁ、そういう事になったのかな」
北芝「本当に弁護するつもりなら、私の輝かしい検事暦にも箔がつきそうだから問題は無いけど」
北芝「断言する。アンタは100%負けるわ。だって、この事件に関しては負ける気が全くしないもの」
小林「………」
北芝「そりゃぁ仕方無いわよね。だって怪盗が殺人を犯すケースなんて珍しくも無い。それどころかありふれている」
北芝「このような事件で弁護側が勝つ裁判なんて。私が関わっていなくても今までで一つも無いわ!」
北芝「それに裁判だって怪盗を牢獄に入れられるのなら、結果的にどう転ぼうが有罪の方が有益!」
北芝「万が一、被告人の怪盗が殺人を犯していないとしても!100%殺人罪は被せられるでしょうね!!」
小林「…………」
コーデリア「そんな……酷い……!」
シャロ「ココロちゃーん!どうすれば良いんですかぁー!?」
小衣「ココロちゃん言うな!!…今回の所は、このババアが正しいわ。怪盗が殺人を犯していようがいまいが関係無い」
小衣「ほぼ間違いなく、怪盗アルセーヌはサイコパス殺人の罪に問われるわね。怪盗相手に私達も裁判も慈悲を与えないわ」
北芝「そもそも、怪盗が被告人の裁判に探偵が弁護として立つなんて聞いた事すら無いわ。怪盗仲間が弁護士の振りして弁護する事はあるけど」
北芝「どれも悲惨な結果に終わってるしねぇ…クックック…」
小林(………勝てない?)
小林(本当に……そうなの…か?)
小林(…いや、勝てないだけならまだいい。僕が本当に恐れているのは……)
北芝「まぁ、せいぜい結果の変わらない裁判で頑張れば良いわ」クルッ
小林(そんな、怪盗の先入観と有益な事ばかり考える人たちによって…)
小林(この事件の真実が隠されてしまうことだ)
シャロ「……先生ぇ…」
ネロ「小林……」
コーデリア「教官……」
エルキュール「小林……さん……」
姫百合「…………」
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