お嬢様「貴女たちは私の大切な――――」
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33: ◆TEm9zd/GaE[saga]
2016/06/11(土) 17:28:48.26 ID:y9cFIxW70

ベッドに腰掛ける二人。
メイドは緊張や、興奮、不安といったものを押さえつけるように己の手を握る。


鼓動の音を聞かれてしまうんじゃないか。
そう思えてしまうほど、メイドは自身の心の高鳴りを全身で感じていた。


となりを見る。

メイドの視線に気づき、気恥ずかしそうに破顔するお嬢様。彼女の頬には朱が差している。
視線を交わらせ、幸せそうに微笑みあう二人。

お嬢様「メイド……」

お嬢様は透き通った碧眼を瞼で隠し、唇をメイドにさしだした。
メイド「――お嬢様……」

メイドはおずおずと赤く染まったお嬢様の頬に触れる。
熱い。
溶けてしまいそう。そう錯覚してしまう程の熱さに恍惚とする。


熱に浮かされとろけ、幸せに満ちた脳でお嬢様の事だけを考える。お嬢様だけを見つめる。
お嬢様の薄ピンク色した綺麗な唇に、だんだんと自身のそれを近づけた。

メイド「――――ん……」
吐息が掛かる。近く密な距離。

メイドも瞳を閉じる。呼吸を一つした後、唇に柔らかい感触が――。


お嬢様「――ん、ぁ――――」
メイド「――あっ――――」
互いの唇が触れた。熱が溶け合う。思いが――ひとつになる。

お嬢様とメイド。


初めて二人はキスをした。



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