結衣「おはようございます、御主人様」 八幡「!?」
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55:いいいい ◆CcW4KPdZhU[saga]
2016/06/26(日) 22:26:07.74 ID:afNNfCfDO
こちらに来てから数日経った。
今日は初の日曜日だ。
やっとまともに休むことができる...と思っていたのに。

結衣「ヒッキー、朝だよ〜」

八幡「...」

由比ヶ浜が俺のことを起こしに来た。
チラッと時計を見ると、短針は7と8の間を指していた。
これまでは休みの日は昼前まで寝ていたんだから、せめてあと一時間は眠りたい。

結衣「ねえ、ヒッキー」

依然として、由比ヶ浜は呼びかけを続ける。
しかし、人間の根源的な欲求である睡眠欲に抗う手段を、俺は持ち合わせていない。

結衣「...むう」

観念したのか、由比ヶ浜がようやく静かになった。
これで惰眠を貪ることができる...。
...なんて考えていた時期が僕にもありました。

ゴソゴソ

なにやら掛け布団が動いている。
その動きが、俺の安眠を妨げる。

八幡「んん〜...」

由比ヶ浜「...ヒッキー」ボソッ

突如、耳元から由比ヶ浜の声が聞こえた。
驚いた俺は、反射的に声が聞こえた方へ視線を向けた。
するとそこには案の定、由比ヶ浜の顔が至近距離にあった。

由比ヶ浜「えへへ...起きないんなら、私も一緒に寝ちゃおうかな」

八幡「...目が覚めたから、起きるわ」

由比ヶ浜「えぇ〜、そんな〜...」

そう言いながら、彼女は布団から出ていく。
先ほど目の前にあったぱっちりとした目や、湿度を保った綺麗な唇は、残念さを表すように歪んでいた。

由比ヶ浜「まあでも、あんまり長い間一緒に寝てると、赤ちゃんできちゃうかもしれないもんね〜」

八幡「いや、おま...流石にそこまではしねえよ」

由比ヶ浜「あはは、そりゃそうだよね。だって6時間以上は寝てなきゃいけないもんね〜」

八幡「6時間って、そんなに長いことできるわけねえだろ。ってか時間関係無いし」

由比ヶ浜「へ...?」

由比ヶ浜が小首を傾げる。
何故だろう...由比ヶ浜と会話が噛み合っていない気がする。
それに、普段のコイツの性格からして、朝っぱらから下ネタについて話すような奴じゃない。

由比ヶ浜「だって、一晩と同じくらいの時間って言ったら、6〜7時間でしょ?」

八幡「...まあ、そうだけど」

由比ヶ浜「あれ? もしかしてヒッキー、昔私に教えてくれたこと忘れちゃったの?」

八幡「俺が教えた...?」

それとも奥様が教えてくださったんだっけ、と由比ヶ浜は付け加えた。
一先ず、俺(もしくは小町)がコイツに何かしらのことを吹き込んだらしい。

由比ヶ浜「あのね、両思いの男女が一晩一緒に寝ると、女の人は赤ちゃんを授かるんだよ」


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