19: ◆0B.2KBz0Ik[saga]
2016/06/03(金) 22:10:23.04 ID:iJkJAvcg0
依頼人C「こんにちは」
所長「はーいこんにちは」
依頼人C「死にたいです」
20: ◆0B.2KBz0Ik[saga]
2016/06/03(金) 22:11:07.73 ID:iJkJAvcg0
所長「でもさあー、汚いよ?」
依頼人C「知ってます」
所長「知ってんのに首吊り希望なの?え?何?特殊性癖?」
21: ◆0B.2KBz0Ik[saga]
2016/06/03(金) 22:12:04.16 ID:iJkJAvcg0
依頼人C「首吊りって楽じゃないですか。人に迷惑をかけないし、手軽。死刑の方法に適応される程確実だし、何よりお金がかからない」
所長「確かにねー。お金かからないし手軽に出来るから首吊りって便利だ。でもさあ、確実に死ねるわけではないんだわ」
所長「君、完全自殺マニュアルとか読んだクチじゃない?」
22: ◆0B.2KBz0Ik[saga]
2016/06/03(金) 22:15:22.30 ID:iJkJAvcg0
所長「そー。嘔吐反射。ほら、歯磨きしてたら喉の奥に突っ込んじゃってオヴェ!ってなるでしょ?あれが嘔吐反射」
依頼人C「はあ」
所長「首吊りって気道をさ、こう……圧迫するでしょ?それで苦しくなって、反射的に吐きそうになるんだよねえ。あとさ、頭すっごく痛くなるし、下手すると後遺症残っちゃうのよ」
23: ◆0B.2KBz0Ik[saga]
2016/06/03(金) 22:16:41.03 ID:iJkJAvcg0
所長「どういう経緯で死を選んだのかわかんないけどさ」
所長「今迷っているならやらないほうが良いと思うよ?僕ならやらない」
依頼人C「……はい」
24: ◆0B.2KBz0Ik[saga]
2016/06/03(金) 22:17:40.86 ID:iJkJAvcg0
……………
…………
………
所長「秘書ちゃん、彼は自殺すると思う?どう思う?」
25: ◆0B.2KBz0Ik[saga]
2016/06/03(金) 22:21:47.13 ID:iJkJAvcg0
秘書「え?」
所長「だって、考えてもごらんよ。こんなところに来る奴って、自殺する気満々な人ばっかりなのよ?そんな奴にちょっとデメリットの話をしたところで、その気持ちが揺らぐはずがないじゃない」
所長「揺らぐんだったら、それだけの気持ちだったってこと」
26: ◆0B.2KBz0Ik[saga]
2016/06/03(金) 22:24:36.72 ID:iJkJAvcg0
所長「そうだ秘書ちゃん」
秘書「どうしたんですか所長。遂にお給金を払えますか」
所長「あっうんごめんそれはちょっと待って」
27: ◆0B.2KBz0Ik[saga]
2016/06/03(金) 22:25:41.97 ID:iJkJAvcg0
秘書「で、なんですか?」
所長「暇な今の内にさ、前払い用の紙作ろうよ」
28: ◆0B.2KBz0Ik[saga]
2016/06/03(金) 22:27:29.57 ID:iJkJAvcg0
所長「…………こんな感じ?1時間2500円」
秘書「まあ、安いけど許容範囲でしょう」
所長「いつもお金に関しては秘書ちゃんに丸投げだったからなあ……。いつも何円取ってるか知らなかったし」
29: ◆0B.2KBz0Ik[saga]
2016/06/03(金) 22:32:03.55 ID:iJkJAvcg0
前乙してくれた方ありがとうございます
今回は話のテンポを維持するために地の文を取っ払ってアップしましたが、どちらの方が読みやすかったでしょうか?
よければ教えて頂けますと幸いです
それでは今回はここまでで区切らせていただきます
247Res/108.12 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20