【安価】男「人外共を調教しようと思う」吸血鬼「その3です」
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81:名無しNIPPER[saga]
2016/07/31(日) 13:44:33.06 ID:26X8NI6j0
時間が経つたびに弱々しくなっていく彼女を見ているのは辛かった

しかし、それももう終わる

今まで何度も死を体験した不死者同士の共通の感覚。死が忍び寄ってくる足音

死神の鎌はすでに彼女の首元に食い込んでいる


男(おそらく、あと数分でアーサーは死ぬ)

男(だがここからが本番だ……)


ようやく苦しみから解放されると安堵する反面、手の平にいやな汗が滲み出た

誰しも死に直面した際、自らの人生の情景が脳裏に現れては過ぎ去っていく。それがたとえ余命わずかな時間であっても、感覚は数時間分の経験をする

最初の数秒は幸せだった記憶が流れ、それらを手放すことを惜しむ

次の数秒は辛かった記憶が流れ、まだやり残したことがあるのを悟り後悔する

その次の数秒は愛しい者の顔が流れ、その者をあとに残すことを申し訳なく思う

さらにその次の数秒は憎い者の顔が流れ、怨嗟の言葉を喉奥に押し込む

最後にはそれが何度も頭の中で繰り返される


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