魔剣士「やはりフキノトウは最高だ」武闘家「えっ?」
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164: ◆qj/KwVcV5s[saga]
2016/07/01(金) 22:59:18.44 ID:adNNrz6Bo

数日後、バンヤンの森に入った。一応車で進めるくらいの道幅がある。

武闘家「このあたりの植物、普通よりだいぶ大きくない?」

魔剣士「原因は不明だが、良質な加工済みの魔鉱石の欠片が地下にたくさん埋まっているらしい」

魔剣士「アクアマリーナの大樹と同じ理屈だな」

その魔鉱石が熱の力を宿しているらしく、この土地は周囲よりも気温が高い。
この森は熱帯雨林そのものである。

武闘家「蒸し暑いわね……あ、あの花綺麗ね! シャンデリアみたいだわ」

魔剣士「珍しいな……ヒスイカズラだ。なかなか見れるもんじゃないぞ」

重斧士「あのヒゲみたいなのはなんだ?」

魔剣士「パイナップル科チランジア属のウスネオイデスだ」

武闘家「あ、エアープランツって名前で売られている植物かしら」

魔剣士「ああ。週に一、二回霧吹きをするだけで手軽に育てられると説明されがちだが、」

魔剣士「実際は環境づくりが必要だったりと、長生きさせるのが意外と難しい」

重斧士「なあ植物博士、あの雫を大量に付けてる草はなんだ?」

魔剣士「ああ、モウセンゴケの一種だ。モウセンゴケ自体は広く分布してるんだが、」

魔剣士「こんなに大きいのと出会える場所は……そうそうないだろうな……」

俺は車から降り、
思わず巨大化したモウセンゴケ……ドロセラ・アデラエの葉を優しく抱き寄せてしまった。



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