114: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/06/05(日) 23:48:09.70 ID:pCqT42gVO
身体ごとこちらを向く。
何もかも包み隠さず見えてしまい、私は急いでタオルケットをかけ直した。
ぶわさッと風が舞う。
「けほッ……なに」
「あ、な、な」
小首を傾げた。
それは、愛らしく。
大人びた顔つき。
「ゆ、夢?」
すっと私の頬に手が伸びた。
ぐにぐにと容赦ない。
めちゃくちゃ痛い。
「寝ぼけてるの?」
「や、やすは」
「……うん」
「昔、小学5年の時、私に呪いかけた?」
「かけたよ……よく覚えてるね」
「不幸になるやつ?」
「うん……普通の人生歩めなくしてやるって」
彼女は笑って、私に啄むようにキスをしたのだった。
おわり
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