18: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/05/29(日) 17:21:27.81 ID:4yJ+Tv6jO
しかし、同時にあまりにも鮮明過ぎて頭を抱えた。
いくら病気とかって言っても、こんなに細かくリアルに覚えておけるものなんだろうか。
「ねえねえ、班分けどうやって決めるか聞いた?」
みやちゃんが教科書をしまい終わったのだろう、私の席に腰掛ける。
やすはも隣の席に腰掛けていた。
「いや、知らないけど、自由がいいよね」
やすはの言葉にみやちゃんも頷いていた。
班分けは確か――、
「くじ引きだったと思う。男女に分かれて」
二人が、私を見た。
「え、いつ聞いたの?」
やすはが言った。
「いつって」
もう、十何年も前に。
「こ、の前職員室に行った時に聞こえてきて」
「最悪だー……」
みやちゃんが机に突っ伏した。
「一緒の班になれないかも……ってことだよね」
「班が違っても、部屋とか外出の時に集まろうよ」
みやちゃんを慰めるように、やすはが言った。
「うん、そうしよー」
「ところで、あゆむ」
「うん?」
やすはが横腹をつつく。
「いつまで背負ってるの?」
「あ」
130Res/101.95 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20