88: ◆/BueNLs5lw[saga]
2016/06/05(日) 17:33:59.62 ID:pCqT42gVO
私はそれを突っ立って見送った。
助かった。あのまま、先生の所に行かれていたら楽しい旅行が台無しになるところだった。
もうすでに、疲労感はあったけれど。
私は少し胸を撫で下ろした。
のも、つかの間――、
「あゆむ」
名前を呼ばれた。誰かすぐ分かった。
だから、振り返るのを戸惑った。
「何やってたの」
「というか、なんでそんなに仲良くなってるの」
一度深呼吸して、私は二人を見た。
「あれ、観覧車乗らなかったの?」
と、わざとらしく話題をそらす。
みやちゃんが、眉間にしわを寄せた。
「あんなの見せられて、乗れると思う?」
ですよね。
ど、どうしよう。
ももちゃん、早く出て来て事情を説明して。
たぶん私が言っても言い訳みたいにしかならないよ。
「あゆむ、なんで黙ってたの」
やすはが静かに言った。
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