20:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
2016/06/03(金) 21:04:37.07 ID:fs9zJvp6O
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腕を引き、身体を抱きしめ、耳元で甘く囁き、頬を撫で、目を見つめ、唇を重ねる。
唇を離すと、今度は花陽から唇を重ねてきました。
これが返事だと言わんばかりに。
なんの感動も無い……それは花陽も同じ。
なんと滑稽な。
なんと醜悪な。
そう思うのも無理はないでしょう。
お互いに、欠けたものを埋めるためだけの共依存。
誰でもいい。
花陽である必要も、私である必要も皆無。
ただ、都合が良かっただけのこと。
穂乃果と凛の代替品として。
恋愛という、光より眩しく、炎よりも熱い、何よりも尊い感情の一片も、ここには有りはしなかったのですから。
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