【がっこうぐらし!】慈「めぐねえハーレム?」その3.5
1- 20
47: ◆vcwOztGGw2[saga]
2016/06/15(水) 01:10:19.37 ID:h+2qOScA0
【安価下ですね 1番で】

『1 逃げるよう指示を出す  コンマ:49』
 『「卯奈 速さ 50」 「美紀 速さ 30」 「圭 速さ 40」
  「平均 40 結果:良(補正あり)」』

綾華「逃げて!」

 逃げれば多分、男の人が助けてくれる。
 今ここで立ち向かうのは危険すぎるだろう。
 私はできるだけ声のボリュームを抑え、指示を出す。ひとまず逃げるように、と。

卯奈「!」

 初めに動き出したのは卯奈さん。怯えた表情で彼女は奴から距離をとり、警戒する。周囲の確認も怠らない。
 怯えているように見えて動きは冷静だ。

圭「っ、美紀――」

美紀「……!」

 が、高校生の女の子二人はそうもスムーズに動けないようだ。
 怯えているのか、動けずにいる美紀ちゃん。そして圭ちゃん。私もすぐ向かおうと思うけど、間に合わない。
 血で肉で、汚れた奴の手が迫る。目の前で女の子が傷つく。あの日のことを思い返しながら、私は手を伸ばした。
 けれどそれが届くことはなく。

卯奈「や、やめてぇ!」

 後悔に焦り、頭が真っ白になる。
 私が間に合う頃には、あの子たちはどうなるのか。
 焦りが頭を支配しようとしていたその瞬間、意外な人物が動き出した。
 目を閉じた卯奈さん。彼女は手にした……石の塊? みたいなもので殴りかかろうとする。
 次の瞬間、卯奈さんに殴りつけられた奴は静かに床へ倒れた。

卯奈「……はぁ、はぁ。だ、大丈夫?」

 返り血で点々と服を汚した卯奈さん。
 敵を殴り飛ばした――多分、マネキンの台座を置き、今にも死にそうな弱々しい声で二人へ問いかける。
 
美紀「っ……助かりました」

圭「――ぁ。駄目だね……全然動けなかった」

綾華「卯奈さん、ありがとう。あれは私も間に合わなかったから」

卯奈「う、うん……。どうも」ゼエハア

 三人からお礼を言われ、卯奈さんはほんのりと赤くなる。息苦しさからかもしれないけど。
 
リーダー「すまない、みんな怪我はないか?」

綾華「うん大丈夫。脇道をもうちょっと警戒お願い」

リーダー「ああ。気をつける」

 戻ってきたリーダーさんへお願いをし、一行は移動を再開する。
 ……卯奈さんに倒させてしまった。優しくて、ちょっと臆病な彼女に。戦いなんて縁がないような人に。
 ――気をつけなくては。


 ↓1 コンマ50以上で敵と遭遇


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
337Res/147.96 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice