16: ◆0c0.7HrbiY[saga]
2016/06/13(月) 03:01:29.71 ID:xvtbW2yuo
……廊下
娼婦「ところで、あなたのお名前を聞いてもよろしくて?」
?「…………」
娼婦「随分と寡黙な方ですのね」
娼婦「ともすれば、無理には聞きませんわ」
娼婦「名前を知らずとも、たっぷり……ご奉仕させていただくだけだもの」
ぎこちない空気感をかき消すように、娼婦が男に腕をからませる。
恋人同前に抱かれたたくましい手腕が、一瞬だけ強張った。数秒の沈黙を経て、男の無愛想な眼が娼婦を捉える。
怪訝そうな視線が自然と下方に落ちていき、娼婦の身体を舐るように見つめた。
娼婦「……フフ、やっと、こちらを見てくださいましたわね」
娼婦「いやらしい人……。その瞳で、わたしのどこを見ているんですの?」
疼くほどに、生々しく視線を感じる場所――黒いベビードールの胸元からは、瑞々しくも肉置き豊かな双丘が窮屈そうにおさまっていた。
女体の象徴であるそれは、指を刺しこめば心地よい体温と弾力に包まれるであろう深い谷間を織り成し、男を蠱惑している。
娼婦は、持ち前の円やかな女体を、抱きついているその手腕にこれでもかというくらい押し当てる。
娼婦「今晩は、どんな欲望もさらけだしていいんですのよ」
娼婦「わたしがすべて……受けとめてさしあげますわ」
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