245: ◆kllX3FdYPo[saga]
2016/09/05(月) 23:15:06.58 ID:/DMrxnkBo
「は?」
「提督と寝たわ」
唐突の一言に執務室は静まり返った。
「…提督」
司令官は申し訳なさそうに顔を伏せる。
「…四月にはまだ早い」
「随分とおめでたい頭をしているのね」
嘲笑うかのように吐き捨てられた言葉の一つ一つから明確な、隠そうともしない敵意が漏れ出していた。
「"私の"提督にこれからは近寄らないで欲しいのよ」
彼女は狂っていた。
「脳味噌沸いてんのか、"俺の"提督だ」
彼女もまた狂っていた。
「所有者の許可なく使ってんじゃねえぞ塵芥が」
「吠えない方が良いわよ豚、後々惨めになるだけだし…」
ぐるりと首を回し、顔を提督へと向けて。
「そうよね提督」
深い夜のような真っ黒な瞳で言った。
「私と貴女の関係だものねぇ…」
「ひっ」
「寝言は寝て言え」
間に割り込む天龍。
「提督、大丈夫だ、こっちに来い」
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