26:名無しNIPPER[saga]
2016/07/30(土) 00:26:15.44 ID:xETS8bye0
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夜。エミリーの家
葬式は慎まやかに行われた。
重く、悲しい空気。
ある種のケジメのようなもの。
永久に、二度と会えないのだ。
エミリー(どうしよう……)
殺したのは魔王。
でも、自分もおばあちゃんと居たい。
エミリー(私は……)
ごちゃごちゃとした思いが支配する。
エミリー(お兄ちゃんを殺したのは魔王。そして敵。けど生きて帰ってた人はいない)
エミリー(死ぬかもしれない……でも、誰かがしてくれるかもしれない)
エミリー(誰もしなかったら?またいなくなるの?)
エミリー(嫌だけど、嫌だけど……!)
悲しみと絶望が未だに漂っている。
エミリー(……英雄は誰かがならない限り、出てこない)
もう二度と会えないお兄ちゃん――アニー――が言っていた言葉だ。
エミリー(私は、だから)
エミリー(魔王を倒すために)
エミリー(私は……勇者になる)
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