花売り「私が勇者!?」 新装版
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31:名無しNIPPER[saga]
2016/08/14(日) 23:48:40.17 ID:tuS3CuFc0
西の国。午前10時半すぎ。



ミリー「あの……これ……」

「はいはい……確かに。お通り下さい。」

手形を見せ、関所を無事通過。

エミリー(流石王国の手形だなぁ……効き目凄い!)

旅立ちから2日目。

宿の取り方も歩きなれなていない体も、それなりには馴染んできている。

エミリー(少しだけ慣れてきた、かなぁ)

今いるのは西の国。

名物はソーセージだ。

エミリー(まずは魔王について聞いてみようかな)


大通り。




エミリー(聞くときは人が好さそうなのがいいんだっけ?)

エミリー(あの人は怖そう……このお姉さんは……忙しそうだし……子供は……ない、よね)

人ごみの中に優しそうな青年が目に入る。

エミリー(このお兄さんなら!そんなに急いでなさそうだし)

波をかき分け、尋ねる。

エミリー「あの!すみません!」

声が少し上ずる。

「何かね?」

エミリー「魔王についてお聞きしたいのですが……」

「敵だろう?それ以上でも以下でもない。」

エミリー「は、はあ……」

聞きたいことはそれではないが、どうにもうまく今は説明できない。

「そろそろ行かねば。失礼。」

エミリー「ありがとうございました。」

エミリー(うーん、急いでいたのかな……?)

エミリー(どこも同じなのかな?もう少ししてみよう!)




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