花売り「私が勇者!?」 新装版
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41:名無しNIPPER
2016/10/20(木) 23:18:32.77 ID:mX4nOys50
話しかけたのはいつぞやに見た青年である。

「そうだね、まず君はなんでこの事について聞くんだい?」

「ましてやまだ幼いじゃないか」

エミリー「私、魔王を倒さないといけないんです。勇者なんですよ!」

証である黒い板切れを出す。

「これが勇者の証か……初めてみたよ。なるほどね、なるほどなるほど」

うんうんと彼は勝手に納得している様だ。

「殺人鬼はこの国で一番の問題だからね。どうやら魔王軍がそうさせているって皆言ってるよ」

「それで、殺人鬼はいつから出てきたんですか?」

「そうだね、かれこれ1年位前かな。手口不明、凶器は鈍器か刃物か銃とかいろいろ言われている。はは、これじゃ誰でも犯人だね」

「殺された人数はもう20人以上。大体は殴打らしい」

「警察も威信にかけて捜査中。以上かな」

カリカリとメモを取る。これで忘れない。

エミリー「ありがとうございました!」

「ああ。気を付けるんだよ。」

エミリー(まとめると殺人鬼はもう20人以上殺している。手がかりは無し)

エミリー(ほとんどが殴られている。……う〜ん……)


夜 ホテル


エミリー(疲れた……寝よう……)

近くの宿に寄る。

手形を見せ、部屋を案内させる。

エミリー(凄い……!こんないい部屋入った事ないよ!)

今まで見たことないような作り。

高級そうなふかふかベッド。

明るく輝くシャンデリア。

こけても痛くなさそうな羽毛の床。

彼女が向かったのは最初の物である。

エミリー(もう遅いし寝よ……おやすみ、おばあちゃん……)



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