25:名無しNIPPER[saga]
2016/06/17(金) 17:53:51.59 ID:koNidqkx0
……
狩人「どうだった? なにか手がかりは」
狼少女「……」フルフル
狩人「こっちも収穫なし。……じゃあ、現段階で、誰があやしいと思う?」
狼少女「それは…………」
……夕方
村長「……犯人が分からんまま、夜になるか」
鍛冶屋「疑わしいものを、一人拘束しよう。それでなお獣が出れば、そいつは無実だ」
商人「全員を縛っておけばいいだろうが!」
狩人「それだと犯人の特定には繋がらないよ。……一人拘束した上で、襲われそうな人物の周囲を警戒する。そうすれば被害を防いだ上で、犯人を絞り込んでいける」
村長「では、誰を拘束するか」
狩人「占い師」
村長「理由は?」
狩人「女の勘が、敵だと言ってる」
商人「わしはあの、のんだくれを縛っておいて欲しい。堕落し、目先の欲で生きるさまは、まるで獣ではないか?」
村長「うむ……確かにやつは、数年前、ここに居ついた流れ者……」
鍛冶屋「それで言えば、農夫の嫁も数年前に来た、元はよそ者だ」
村長「絵かきの最後の絵は女性のようだが、犯人と関連があるかは不明……ふぅむ…………」
狩人「農夫と、農夫の嫁は、二人で一晩起きていたってさ」
鍛冶屋「なら、その二人は候補から除外されるか」
商人「犯人が一人と決まっているのか!? 共犯の可能性は!? 口裏を合わせているだけかもしれんぞ!」
村長「……あまり、考えたくない可能性だな。この村に、人に化ける獣が複数いる。もしくは、それをかばう人間がいるなど……」
鍛冶屋「単独犯という前提で、まずは絞り込むしかない。……それで解決できなければ、共犯者の存在を疑おう」
狩人「じゃあ、縛るのは占い師かのんだくれ?」
商人「占い師は、人に化けた獣の正体を探れると言っていたぞ! むしろ獣に狙われる可能性が高いんじゃないのか?」
村長「…………では、のんだくれを拘束。占い師周辺を重点的に警戒させよう」
狩人「……分かったよ」
鍛冶屋「あぁ、傭兵に伝えておく」
商人「も、もちろんわしのことも守るのだぞ!? あいつを雇っているのはわしなのだからな!!」
鍛冶屋「そう伝える」
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