モバP「痛くなければ覚えませぬ」
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346: ◆ao.kz0hS/Q[sage saga]
2016/07/25(月) 23:10:46.47 ID:HexpU6eE0
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ドラフトの稼働音も気にならなくなるくらいの長い時間ずっと見続けてる。
ガスバーナーで熱せられた枝付きフラスコ。
その枝から冷却用の水につけられた試験管に一滴、また一滴。
簡単な蒸留の実験。
こんな単純な実験をするの何年ぶりかなぁ〜。
すぐ隣にある自分のマンションに帰りもせず、一晩中この実験室で結果の分かり切った実験を続けてる。
志希「………」
色、透明…。
匂い、無し…。
pH、ほぼ中性…。
精製された液体はただの水。
何度繰り返してもただの水。
元は薄黄色のあたしのおしっこでも、ちょっと一手間加えれば簡単に水になっちゃう。
とはいえ、絶体絶命のサバイバル状態でもなければ、これを進んで飲む人はそうそういない。
でも組成上は何の変哲もない水だから、内緒で飲み物の中に混入してしまえば絶対に誰も気付けない。
昨日までおしっこだった水を誰かに飲ませることなんて簡単…。
志希「でもにゃあ〜……」
そんなのじゃ足りない…。
あたしにとっては、元が何だろうが今水ならそれはただの水なのだ。
元はどうあれただの水を飲ませたところで、きっともう興奮なんてできっこない。
ちらりと、さきほど作ってみたカクテルを見る。
おしっこ:リンゴジュース=5:5 のカクテル。
匂いはたぶん…普通のリンゴジュース。
味は…わかんにゃい♪
やっぱり…こっち、だよねぇ…?
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