11: ◆.UigIU7V92[saga]
2016/06/20(月) 23:38:53.20 ID:qnmljQBNO
仁奈「えーと……」
仁奈「じゃあ、仁奈、静かにしてた方がいいでごぜーますか……?」
飛鳥「いや、そんな遠慮は不要だよ」
飛鳥「ここ最近のボクの趣味なんだ――こうして、まだ人の少ない時の事務所で過ごすのは」
飛鳥「人もまばらな事務所――それは普段は見せない裏のフェーズ、影に沈んだ深閑の空間」
飛鳥「そして、それが変化する瞬間――それが次々と出社してくる他の人たちによって破られる刻《とき》」
飛鳥「静止した時計が動き出すような――零が一になるような――裏が表になるような――」
飛鳥「同じ場所でありながら、確かにそれが切り替わる刹那」
飛鳥「静寂は解除され、停滞は破壊され――日常が創造される」
飛鳥「そのボーダーを跨ぎ、ボクという存在も確かに動き出す。そんな気配を感じるのは、ね」
飛鳥「だから――今日、この事務所の内包するセカイに、変革の時を告げるのがキミというのも、悪くないことさ」
仁奈「…………???」
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