15: ◆.UigIU7V92[saga]
2016/06/20(月) 23:47:42.00 ID:qnmljQBNO
仁奈「じゃあ、美優おねーさんは、ナデナデされるのが嫌いなんでごぜーますか?」
飛鳥「そこまでは分からないけど……」
飛鳥「……でも、髪を触られるという行為は、よほど親しい間柄でもないと抵抗があるのも事実だね」
飛鳥「ボクのエクステンションも――人工の作り物とは言え、おいそれと触らせたいものじゃないし」
仁奈「飛鳥おねーさんも、ナデナデ、嫌いでごぜーますか?」
飛鳥「……正直、あまり歓迎はしないかな」
仁奈「それは、飛鳥おねーさんが大人だから?」
飛鳥「さて……どうだろうね。ボクなんかはまあ、大人に成り切れず、子供を棄て切れない、といったところなのかな」
飛鳥「しかし、ボクみたいな年齢でもそう思うんだ。大人にとっては頭を撫でられるなんて、むしろ侮蔑の意で取られてもしかたないかもね」
仁奈「仁奈はナデナデ、気持ちよくて好きでごぜーますけど……嫌いな人もいるんでごぜーますね……」
飛鳥「子供は成長して大人になるけれど――成長とは、つまり緩慢な変容だからね。それは自分で選択できる部分もあれば、否応なく、余儀なくされる部分もある」
飛鳥「だから、もしかしたら仁奈もこれから大きくなっていくにつれて、頭を撫でられることが、自身の評され方として不満になる時が来る……のかもね」
仁奈「それって……仁奈もナデナデが嫌いになるってことですか……?」
飛鳥「――逆に言えば、他のことが気持ちよく感じる、ってことだよ」
仁奈「他のこと……」
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