46: ◆uda3OPHnPE[saga]
2016/06/26(日) 18:58:06.52 ID:a7wa6OnWO
アリシア 9/10
エリー 10/10
アリシア(……不思議よね。なにこの子。魅了の魔法……なわけないわよね)ジーッ
エリー(ロズ様。ロズ様の全てを管理して……へへへ)
ロズ(なんでだろう、身の危険を感じる)
二人からの熱視線を浴び、身震いするロズ。彼女は分かりやすく愛想笑いを浮かべ、首をかしげてみせる。
ロズ「えっと……それで、ボクらはどうすれば?」
アリシア「ぐっ……! あなた達の活動拠点を用意したわ。平和のため有効に活動してください」
エリー(呻いた……)
エリー「拠点……お家ですか?」
アリシア「ええ。それなりに広い物件を用意したわ。魔神さんから住む人数が増えるだろうからと」
ロズ「あのやろー……」
エリー「い、色々考えているんですよ。多分」
アリシア「魔神様だものね。私もたまに協力させてもらうわ。平和のために頑張りましょう」
ロズ「うん。ありがとう、アリシア」
アリシア「同じ王だもの。同然ですわ 」
フッと笑い、アリシアは銀色の綺麗な鍵をロズに手渡す。
アリシア「拠点の鍵よ。場所はこの城から出て真っ直ぐ通りを行って……見つければすぐ分かると思うわ」
ロズ「うん? 分かるならいいけど」
引っ掛かるものが多々あるが、見つかるならば問題ない。鍵をしっかりしまっておき、頭を軽く下げる。
ロズ「色々ありがとう。ボクも平和のために頑張らせてもらうよ」
ロズ「……前は何もしなかったから」
アリシア「……ええ」
なごやかな雰囲気で話していた二人の顔に、ふっと影が落ちる。
何かある……とは思ったが、エリーは黙って見守った。
ロズ「それじゃ、早速行ってくるよ」
アリシア「え? お茶とか……そ、そうね。幸運を。応援しているわ」
エリー「ではロズ様。行きましょう」
ロズ「うん」
きりっとした顔で二人を見送るアリシア。並んで去っていく二人を見つめながら、アリシアは小さく呟いた。
アリシア「メイド……羨ましい」
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