艦これ relations
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94: ◆mZYQsYPte.[saga sage]
2016/06/30(木) 23:28:06.18 ID:GUujIImdo

一瞬の減速を長門は見逃さなかった。

戦艦水鬼「そこだっ!」


巨砲より放たれた散弾は命中し肌を引きちぎった。


航空戦艦棲姫「ちょっと痛かったぞ」


そして即座に元の状態へ復元した。


戦艦水鬼「……それが因果律に愛された者の力か」

航空戦艦棲姫「ああ」

戦艦水鬼「…………欲しい、欲しい欲しい欲しい!!!!」

ハルカ「グラァァァァァァ!!!」


双頭の艤装は主の求めに呼応する。


航空戦艦棲姫「……そんなこと言ってる限り無理だって」

戦艦水鬼「よこせ!!」


もうその赤い目は自らの凶暴さを隠そうともしなかった。


航空戦艦棲姫「長門」

戦艦水鬼「なんだっ!」

航空戦艦棲姫「お前は因果律に与えられた甘露を自分から投げ捨てることが出来るか」

戦艦水鬼「そんなものは知らん!!」

航空戦艦棲姫「知っている」

戦艦水鬼「知らんと言っている!」

航空戦艦棲姫「晴向というのは日向の子だな」

戦艦水鬼「なっ…………!?」

航空戦艦棲姫「ほら知ってた」クスクス

戦艦水鬼「どうして……それをお前が……」

航空戦艦棲姫「あの夢はただの妄想なんかじゃない」

戦艦水鬼「……」


航空戦艦棲姫「あの世界はお前にも優しかったろう」ケラケラ


戦艦水鬼「現実なのか」

航空戦艦棲姫「現実さ。この世界とは違う可能性が収束した、パラレルワールドとでも言うべきものだな」

戦艦水鬼「パラレルワールド……」

航空戦艦棲姫「私の一部は投げ捨てたぞ。知っている誰もが幸せに生きる世界を捨てて自らの現実として、こちらの世界を選びとった」

戦艦水鬼「どうして」

理解できないものを知るため気力を尽くし震え声を絞り出す。

航空戦艦棲姫「ああ。私も説得したんだが、中々頑固でな。『私は私の信じる現実で生きる』と言って聞かなかった」

戦艦水鬼「……なるほどな。私と同じか」

航空戦艦棲姫「同じ?」

戦艦水鬼「私も私が信じるこの現実を生きたい! 幸せになりたい!!」

航空戦艦棲姫「……ふん、笑わせるな。お前なんかが同じなものか」



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