【安価&コンマ】花村「ありとあらゆる肉体を貪りつくすよ!」6
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149: ◆yrrWowwxP2[saga]
2016/09/18(日) 19:31:03.94 ID:wIPv/1Jqo
田中「落ち着け魔獣どもよ お前らが急くことはない……」イライラ

「工事の音で動物たちそわそわしてるみたいだね」

田中「うむ……むっ?!」ガッ!!
                         ガタンッ!!!
田中「しまった?!」

罪木「ひやあぁぁぁぁっ?!」

            ピィーーー!
                         ニャーン   ワン!!ワンワン!!

西園寺「うわっ?!何やってんのよ?!ガレキ踏んづけるとか前方不注意じゃないの?!」

七海「動物たちが……!!おいかけなきゃ!!」

田中「くっ、俺が行かねばならぬ時だが、残った連中をどうすべきか……!!」

雪染「田中君、まずは残った動物たちを確認して。逃げた子達の特徴はわかる?身動きの取れる私が探しに行くわ」

七海「私も、行くよ!」

神代「教室に荷物持っていく人と探す人に分かれる感じかな?それなら預かるよ」

七海「ありがとう  さっき、猫はあっちのほうに行くのが見えたんだ。ちょっと、そっちをみてくる!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

神代「……」

苗木「そ、それで?」

神代「今言った通り、僕は教室に探しに行った人たちの荷物持っていくのを引き受けたから、後は伝聞なんだ。
  猫を探しに行った七海が向かった先は、工事用の機械をいったんおいておく場所だった。本来なら、電源が入ってる物はないはず だった」

苗木「だった……って……まさか」サァッ

神代「……猫を見つけたまでは良かった。けど、七海がほっとして機械によりかかった時電源が入って、パーカーの裾が巻き込まれたらしい」

苗木「……」ゴクリ

神代「脱いで逃げようとしたらしいんだけどね、巻き込む力が強くて、脱ぎ切れずに手が可動部に引き寄せられていって……
  パーカーを噛んでしまったことで故障として停止したものの、ちょっと遅くて指が何本かもっていかれちゃったんだとさ」

苗木「……そんなことが……」

神代「事故直後の七海はさ、ほんと絶望した顔してた。わかるよ……あいつの唯一の取り柄は、その手で行う事だったんだから。
  僕達、最初のうちはお見舞いに行ってたよ。精密作業が必要でないゲームなら手さえ治ればできるし、頑張ろうって。
  ……でも、追いうちかけるように退学するように通達が出た」

苗木「……そんな」

神代「流石にあんまりだよね。才能が行使できないって思うこと自体はいいけど検討してほしいなーって思ったもの。
  そこで真っ先に動いたのが雪染先生だった。さっきも言ったように学園に直談判しに行ってね」

苗木「内容としては難しそうな気もするけど」

神代「そだね、実際それで時間かかってそのあいだに”この学園についていけない”って言うやつらも盛り上がってしまってさ。
  少し引いた目線の人たちと溝ができて、そのままとんでもなく深くなって……最終的に自主退学者や休学者が出てしまった。
  学園に怒りがあっても残った奴はいるし、結局僕らの仲良しが表面上だったって示すような形になっちゃった」

苗木「そっか……辛かった、よね?」

神代「そうだね。でもまだ終わってないから、総評は言えないかも」

苗木「?」

神代「七海は今、休学って形になってる。あいつが学園に戻るか、学園から去るか決めてようやくこの件は終わるんじゃないかなって思うんだ」

苗木「そっか。早く良くなって戻ってきてくれるといいね」

神代「うーん……どっちがいいか、わかんないや。戻ってきてももう以前のクラスではないもん。
   ……っともう暗くなってきたね!君の話聞きだすはずだったのにすっかりこっちが話し込んじゃった。君の事は別の機会に聞かせてもらおうかな!
  その時まで、ぜひ反面教師にしてみんなと仲良くするといいよー!  今日はありがとうね、じゃ、またねー」ぴょこん たたたっ

苗木「うん、また   …………そっか……」

苗木(なんとなく、なんで彼がボクに声をかけたのか、わかった気がした)



77期Bクラスの絶望的な事故/終
特に大きなフラグとかではなく、学園が工事急がせた結果安全管理がおろそかになってしまったりした感じの事故という設定です


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