【安価&コンマ】花村「ありとあらゆる肉体を貪りつくすよ!」6
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329: ◆yrrWowwxP2[saga]
2017/08/08(火) 20:53:52.79 ID:Tn24iTvao
小ネタ#上丘巴の安心


思えばいつも、私は恐怖に押しつぶされそうだった。
人間不信に陥りかけたのも、父の過保護だけじゃなく私の性質とのあわせ技だったんじゃないかな。

世の中には怖い人がいっぱいで、それから身を守らなきゃいけない。
そのために強くなる方法があると知って、それを学びだしてから多少マシにはなった。
親の店で、ウェイトレスとしての手伝いもするようになって、怖くても笑顔で居続けることができるようになった。
…………でも、本当に怖い人がやってきて、退治したせいでの好奇の目を避けるのが難しくて、   怖くて、  恐くて、 結局男の人は怖いまま。

このまま生きて行かなきゃいけないのかなって思っていたときに、希望ヶ峰学園からのスカウトが来た。
私は……自分を変えたくて、その誘いに乗った。両親は心配してたけど、私が恐怖を乗り越えるにはそうするしかないと思った。



第3学生食堂

花村「上丘さん、ちょっと外すから受け付けた食券時系列順でおいといて!」

上丘「わかりました!」


希望ヶ峰学園に着てすぐのころは、だからと言って何をすればいいかわからなかった。
超高校級のウェイトレスなんて言われても自分でピンときてないんだから、いっそ試すために他の店でアルバイトしようかな?
なんて思ったこともあるけれど、恐怖に負けて結局応募には至らなかった。そんな時に、学食の一つが人手を募集していることを知った。
表に出ない業務を選んでしまった時は最初何が目的だったっけと自分を責めたけど、今はそれでよかったと思う。


花村「ただいま!」

上丘「おかえりなさい。右上から、下、ある程度で左という風にしてます」

花村「ありがとう!うわ、ちょっとのつもりだったのにすごくたまってる!これは腕を振るわなきゃね〜」


近い場所に、そこまで怖く思わない男の人がいる。
ちょっと前の私には、考えられない事だ。

花村さんは一期上の先輩で、実年齢も私よりちょっと上らしい。見た目ではあまりそうは見えないけど。
そして案外モテるらしい。見た目では全くそうは見えないけど、近くに居るとなんとなくわかる所もある。


花村「上丘さん、男の人続いたけど大丈夫?」

上丘「大丈夫です。ありがとうございます」

花村「ならいいけど……  終里さーん!日替わり定食できたよー!」

終里「はいはーいっと」

花村「来た順覚えてる?」

終里「おう、あの……ハゲたやつ!どのハゲだ…?」

花村「半券に57って書いてある人探してね」

終里「わかった!」


閉店後


上丘「余った分も、賄いとして食べるならお金必要なんですよね」

花村「一応お安くはするけど、材料費回収したいからね……」

上丘「いえ、いいんです。夜ご飯の分はいいですけど、明日の朝とお弁当用にいくつか持って帰ってもいいですか?」

花村「いいよー!むしろごめんね。気前よく出せたらいいんだけど」

上丘「対価は大事ですよ」

花村「そうなんだよねー。あ、給料から引いておく?」

上丘「お願いします」

終里「上丘!オレがメシくい終ったら送るからちょっとまってろ!!」ガツガツ

上丘「ゆっくり食べていいですよ。私も、ゆっくり待ちますから」



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