岡部倫子「これがシュタインズ・ゲートの選択……!!」その4
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184: ◆/CNkusgt9A[saga]
2016/07/06(水) 22:19:48.32 ID:LFHIxASQo

紅莉栖「でしたら、私、あの人に一言お礼を……」

倫子「君は宿泊先のホテルに引きこもっているのと、炎天下の秋葉原をどこから飛んでくるかもわからない銃弾を避けながら歩くのと、どっちがいい?」

紅莉栖「……すいません」

倫子「いいかい、紅莉栖。今オレたちが居るのは、観測者の目にさらされない、箱の中だ」

倫子「箱の中身は、観測されるまで確定していない。量子的には、あらゆる可能性が詰まっている」

紅莉栖「……? えっと、量子効果の話ですか?」

倫子「(それは同時に、オレが何をするでもなく紅莉栖が生存する可能性もちゃんと残っていること)」

倫子「(世界線に必要なのは因果律。論文さえあれば、第3次世界大戦は勃発する。逆に言えば、論文が存在している限り、紅莉栖が死ぬ必要はないということ)」

倫子「(現時点で論文は焼失することが決定したと言ってもいい。だが、それは今じゃない)」

倫子「(ならば紅莉栖は、それこそ交通事故にでも遭わない限りは、普通に8月21日まで生存する)」

倫子「(紅莉栖を救いたいと願ったすべての意志が、すべての執念が、それを決定しているのだ)」

倫子「(もはやオレの出る幕は無い。だが、それでも……)」

倫子「箱を開けた瞬間、世界が確定する。ならば――――」

倫子「8月21日。箱が開くその時まで、最後まで抵抗してみせようじゃないか」

倫子「(――神様。最後の瞬間まで、彼女の傍に居させてくれても、いいだろう?)」


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